ガレス(Gareth)は、アーサー王伝説に登場する、伝説上の人物。「円卓の騎士」の1人であり、ガウェイン卿の末弟にしてアーサー王の甥に当たる人物。「ボーマン」(Beaumains)とも呼ばれることがある。兄であるガウェイン卿や、ランスロット卿から非常に愛されており、彼の死がガウェイン卿とランスロット卿の関係を修復不能なものとし、ひいては円卓の騎士の崩壊につながることになった。 彼の冒険は典型的に「フェア・アンノウン」の物語となっており、特にラ・コート・マル・タイユの物語とかなりの部分に共通性が見られる。