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- カリガネソウ属(雁草属、学名: Caryopteris、英名: bluebeard)はシソ科に属する植物の属の一つ。クロンキスト体系ではクマツヅラ科に属していた。東アジアからヒマラヤ山脈にかけての高地を中心に分布する。 直立または蔓状に伸び、草丈1-4m前後に生長する草本である。葉は対生し、広卵形または披針形で、縁は全縁または鋸歯(ギザギザ)がある。芳香を持つ種が多い。 花は集散花序または密錐花序に付き、単独で咲くものは稀である。花弁と萼は 5枚であることが多く(4ないし 6 枚もある)、花弁は青紫色または白色で、チョウやハナバチなどによって受粉する。大きく広がって咲き、凹形で縁に飾りが付く。雄蕊は 4本で大きく突き出る。子房室は4つあり、通常は4つの種子が結実する。 数種が観賞用に栽培され、ハナシキブは園芸種が作出されている。 なお、『日本の野生植物 草本』(佐竹義輔 ほか編、平凡社、1981年)などでCaryopteris属の和名に用いられているカリガネソウ(Caryopteris divaricata Maxim.)は1999年に(Philip Douglas Cantino)らが発表した論文により、単型のTripora属に移されている。これを受けてカリガネソウ属の名はTripora属にあて、Caryopteris属をダンギク属とする文献も見られる。 (ja)
- カリガネソウ属(雁草属、学名: Caryopteris、英名: bluebeard)はシソ科に属する植物の属の一つ。クロンキスト体系ではクマツヅラ科に属していた。東アジアからヒマラヤ山脈にかけての高地を中心に分布する。 直立または蔓状に伸び、草丈1-4m前後に生長する草本である。葉は対生し、広卵形または披針形で、縁は全縁または鋸歯(ギザギザ)がある。芳香を持つ種が多い。 花は集散花序または密錐花序に付き、単独で咲くものは稀である。花弁と萼は 5枚であることが多く(4ないし 6 枚もある)、花弁は青紫色または白色で、チョウやハナバチなどによって受粉する。大きく広がって咲き、凹形で縁に飾りが付く。雄蕊は 4本で大きく突き出る。子房室は4つあり、通常は4つの種子が結実する。 数種が観賞用に栽培され、ハナシキブは園芸種が作出されている。 なお、『日本の野生植物 草本』(佐竹義輔 ほか編、平凡社、1981年)などでCaryopteris属の和名に用いられているカリガネソウ(Caryopteris divaricata Maxim.)は1999年に(Philip Douglas Cantino)らが発表した論文により、単型のTripora属に移されている。これを受けてカリガネソウ属の名はTripora属にあて、Caryopteris属をダンギク属とする文献も見られる。 (ja)
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- カリガネソウ属(雁草属、学名: Caryopteris、英名: bluebeard)はシソ科に属する植物の属の一つ。クロンキスト体系ではクマツヅラ科に属していた。東アジアからヒマラヤ山脈にかけての高地を中心に分布する。 直立または蔓状に伸び、草丈1-4m前後に生長する草本である。葉は対生し、広卵形または披針形で、縁は全縁または鋸歯(ギザギザ)がある。芳香を持つ種が多い。 花は集散花序または密錐花序に付き、単独で咲くものは稀である。花弁と萼は 5枚であることが多く(4ないし 6 枚もある)、花弁は青紫色または白色で、チョウやハナバチなどによって受粉する。大きく広がって咲き、凹形で縁に飾りが付く。雄蕊は 4本で大きく突き出る。子房室は4つあり、通常は4つの種子が結実する。 数種が観賞用に栽培され、ハナシキブは園芸種が作出されている。 なお、『日本の野生植物 草本』(佐竹義輔 ほか編、平凡社、1981年)などでCaryopteris属の和名に用いられているカリガネソウ(Caryopteris divaricata Maxim.)は1999年に(Philip Douglas Cantino)らが発表した論文により、単型のTripora属に移されている。これを受けてカリガネソウ属の名はTripora属にあて、Caryopteris属をダンギク属とする文献も見られる。 (ja)
- カリガネソウ属(雁草属、学名: Caryopteris、英名: bluebeard)はシソ科に属する植物の属の一つ。クロンキスト体系ではクマツヅラ科に属していた。東アジアからヒマラヤ山脈にかけての高地を中心に分布する。 直立または蔓状に伸び、草丈1-4m前後に生長する草本である。葉は対生し、広卵形または披針形で、縁は全縁または鋸歯(ギザギザ)がある。芳香を持つ種が多い。 花は集散花序または密錐花序に付き、単独で咲くものは稀である。花弁と萼は 5枚であることが多く(4ないし 6 枚もある)、花弁は青紫色または白色で、チョウやハナバチなどによって受粉する。大きく広がって咲き、凹形で縁に飾りが付く。雄蕊は 4本で大きく突き出る。子房室は4つあり、通常は4つの種子が結実する。 数種が観賞用に栽培され、ハナシキブは園芸種が作出されている。 なお、『日本の野生植物 草本』(佐竹義輔 ほか編、平凡社、1981年)などでCaryopteris属の和名に用いられているカリガネソウ(Caryopteris divaricata Maxim.)は1999年に(Philip Douglas Cantino)らが発表した論文により、単型のTripora属に移されている。これを受けてカリガネソウ属の名はTripora属にあて、Caryopteris属をダンギク属とする文献も見られる。 (ja)
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