カミーユ・ジェナッツィ(Camille Jenatzy、1868年11月4日 - 1913年12月8日)は、ベルギーのレーシングドライバーであり、電気自動車の設計者である。ドライバーとしては、地上速度記録(絶対速度記録)を3度に渡って更新した。1899年4月29日に記録した3回目の更新では、自ら設計した電気自動車であるを運転し、自動車としては史上初めて時速100㎞を超える新記録を樹立した。また、自動車のグランプリレースの前身とも言えるゴードン・ベネット・カップの優勝者の一人である。 赤ひげと大胆な運転スタイルから「レッドデビル」と呼ばれた。