カウディウムの戦い(英語: Battle of Caudine Forks)は、第2次サムニウム戦争の間に紀元前321年に、共和政ローマとサムニウム人の間に起こった戦い。実際に戦闘があったわけではなく、行軍中のローマ軍がアペニン山脈中の隘路でサムニウム軍に包囲され、水を絶たれて降伏した。後世「カウディウムの屈辱」の名で知られ、ローマ軍が大敗したポエニ戦争のカンネーの戦いと並び、屈辱的な出来事として長くローマ人に記憶された。