オグール語群(オグールごぐん、Oghur)またはブルガール語群(ブルガールごぐん、Bulgar)は、テュルク諸語の下位語群。歴史的に大ブルガリアでと後の第一次ブルガリア帝国、ヴォルガ・ブルガールで話された。現存する唯一の言語はチュヴァシ語である。他のテュルク語からはBC500年頃に分岐したようである。 この語群の言語はオグールやブルガール、ハザール、そしておらくアヴァールなどの遊牧民連合によって話された。チュヴァシ語がこれらの言語の直系の子孫か、別の枝に属すのかについては未確定である (Johanson 1998)。 フン語もオグール語群に含むとする見方が有力である。