エレーヌ・カレール=ダンコース(Hélène Carrère d'Encausse、1929年7月6日 - )はフランスの歴史学者。ロシア史を専門とし、『崩壊した帝国』、『レーニン』、『未完のロシア』などを著した。ソルボンヌ大学、パリ政治学院、欧州大学院大学で教鞭を執り、1994年から99年まで欧州議会議員としてロシアとの協力関係の強化に尽力。1990年にアカデミー・フランセーズ会員に選出され、1999年から終身事務局長を務めている。