カキ(牡蠣、牡蛎、牡蠇、蠣、蛎、蠇)は、とに属する二枚貝の総称、あるいはカキ目もしくはに属する種の総称。海の岩から「かきおとす」ことから「カキ」と言う名がついたといわれる。古くから、世界各地の沿岸地域で食用、薬品や化粧品、建材(貝殻)として利用されている。 なお英語でカキを指す「oyster」(オイスター)は日本語の「カキ」よりも広義に使われ、岩などに着生する二枚貝のうち形がやや不定形で表面が滑らかでないものであれば全てが含まれる。日本ではカキとは呼ばないアコヤガイ類を「pearl oyster」と言うほか、やかなり縁遠いの貝類も「oyster」と呼ばれることがある。