2007年の世界ツーリングカー選手権は、2007年3月11日にブラジルのクリチバで開幕し、11月18日にマカオ市街で開催される最終戦マカオまで、全11ラウンド・全22戦で争われた。 今シーズンからローリングスタートが導入された。また、併催イベントとして、インターナショナル・フォーミュラ・マスター(IFM)が開催されるようになった。 インディペンデントクラスのチームにもBMW 320si、セアト・レオンが供給されるようになったため、BMW 320i、セアト・トレド・クプラ、アルファロメオ156GTAといった車両が姿を消した。 ウェイトハンデについては、駆動方式がFR(フロントエンジン・リアドライブ方式)という優位性を持つBMW 320siについて、FF(フロントエンジン・フロントドライブ方式)である他の車種より15kg重くするという規定が提案されていたが、導入は見送られていた。 タイヤは前年に引き続き横浜ゴムがADVANブランドで全チームに供給した。