龍樹(りゅうじゅ、梵: नागार्जुन、Nāgārjuna、テルグ文字: నాగార్జున, チベット語: ཀླུ་སྒྲུབ、シンハラ語: නාගර්පුන කොණ්ඩේ)は、2世紀に生まれたインド仏教の僧である。「龍樹」とは、サンスクリットの「ナーガールジュナ」の漢訳名で、日本では漢訳名を用いることが多い。別訳に龍勝・龍成がある。大乗仏教中観派の祖であり、日本では、八宗の祖師と称される。浄土真宗の七高僧の第一祖とされ「龍樹菩薩」、「龍樹大士」と尊称される。龍猛 (りゅうみょう、Nāgāhvaya、別訳 龍叫) は、密祖(密教の祖)とされ真言宗では真言八祖の1人である。長らく龍樹と同一視されてきたが、諸説あるもののおそらくは、6世紀ごろの別人である。
This content in DBpedia Japanese is extracted from Wikipedia by DBpedia Community and is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.