『風につれなき』(かぜにつれなき)は、鎌倉時代に成立した擬古物語。作者不詳。『風葉和歌集』にはこの物語に収められた和歌が46首も採られていることから、鎌倉時代屈指の長編物語と考えられるが、現在は冒頭の、しかもストーリーを短縮して編集したとおぼしき1巻のみが現存する。『風につれなき物語』とも呼ばれる。 題名の由来は不明だが、男君たちに対する女主人公の「風につれなき」態度を表したものと考えられている。病気・死・出家の描写や世のはかなさを嘆く歌が多いことから、『源氏物語』特に宇治十帖の影響を色濃く受けている。
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