野球拳(やきゅうけん)とは、歌い踊りながらじゃんけんをする宴会芸である。起源は幕末時代の横浜。当時一番の流行の発信地だった横浜の遊郭で流行り、当時「横浜拳」「横浜南京拳」と呼ばれていた。芸者が清国人や商人と遊んだり、具体的な歌と振りの描かれた錦絵などが残っている。横浜拳が愛媛県松山の遊郭に伝わり、松山で郷土芸能とされた。本来は三味線と太鼓を伴奏に合わせて歌い踊り、じゃんけんで勝敗を決する遊戯であるが、テレビのバラエティ番組の影響で、じゃんけんで負けた相手の服を脱がせるゲームとして広く知られており、お色気ゲームとしての認識がより一般的である(後述参照)。
This content in DBpedia Japanese is extracted from Wikipedia by DBpedia Community and is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.