軽水炉(けいすいろ)は、減速材に軽水(普通の水)を用いる原子炉である。水は安価で大量に入手でき、高速中性子の減速能力が大きく、冷却材を兼ねることも出来る。しかし、中性子吸収量が大きいため、運転に必要な余剰反応度を確保するには、濃縮ウランを燃料とする必要がある。アメリカで開発され、現在、世界の80%以上のシェアを占めている(原子炉基数ベース、1999年現在)。2007年現在、日本で商用稼動している原子力発電所は全て軽水炉。
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