貞観地震(じょうがんじしん)は、平安時代前期の貞観11年5月26日(ユリウス暦869年7月9日、グレゴリオ暦7月13日)に、日本の陸奥国東方沖(日本海溝付近)の海底を震源域として発生したと推定されている巨大地震である。地震の規模は少なくともマグニチュード8.3以上であったとされる。地震に伴って発生した津波による被害も甚大であった。この地域に周期的に発生する三陸沖地震の1つとして理解されてきたため、貞観三陸地震と呼称されることがある。他にできる限り元号を外して「9世紀陸奥海溝地震」のような自然科学的名称も考えられている。「東北地方太平洋沖地震」(東日本大震災)が、この地震の再来ではないかと言われている。
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