説成親王(かねなりしんのう、生没年不詳)は、南北朝時代から室町時代にかけての南朝の皇族。後村上天皇の第六皇子で、長慶天皇・後亀山天皇の弟と推定される。母は不詳。子に聖淳がいる。官職は上野太守で、上野宮(こうずけのみや)・福御所と号した。本来の諱は懐成(かねなり)・懐邦(かねくに)。近世の南朝系図以来、護聖院宮家の初代親王に比定する説が通説であったが、近年の研究では史料的な裏付けを欠くとして否定されつつある。
This content in DBpedia Japanese is extracted from Wikipedia by DBpedia Community and is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.