解離性障害(かいりせいしょうがい、英: Dissociative Disorder; DD)とは、アメリカ精神医学会の『精神障害の診断と統計マニュアル』 (DSM-IV-TR)における精神疾患の分類のひとつである。自分が自分であるという感覚が失われている状態、まるでカプセルの中にいるような感覚で現実感がなかったり、ある時期の記憶が全く無かったり、いつの間にか自分の知らない場所にいるなどが日常的に起こり、生活面での様々な支障をきたしている状態をさす。その中でもっとも重いものが解離性同一性障害である。DSMと並ぶ国際的診断基準、世界保健機関 (WHO) のICD-10において、解離性障害に該当するものは解離性(転換性)障害であるが、名称にも現れているように、その範囲は異なる。
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