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  • 習慣性医薬品(しゅうかんせいいやくひん、habit-forming drugs)とは、依存性の強い医薬品として「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第50条第10号の規定に基づき習慣性があるものとして厚生労働大臣の指定する医薬品」(昭和36年厚生省告示第18号)で指定された医薬品である。ベンゾジアゼピン系の睡眠薬や、オピオイド系の鎮痛薬が多い。乱用が流行した未成年者への販売を禁じ、処方せんを必要とする措置をとったということである。同時に、日本の麻薬及び向精神薬取締法の向精神薬に指定されたものが多いが、その指定がなくとも同じように管理されることが望まれている医薬品である。乱用の懸念のある薬物の規制に関する前後関係は以下のとおりである。1946年1月22日、連合軍最高司令部からの日本政府に対する麻薬統制に関する指令を受け、麻薬取締規則を制定した。1948年に旧麻薬取締法が、1953年に後続の新麻薬取締法が制定され、1948年に大麻には繊維産業があることから別個に大麻取締法で規制し、1951年には戦後に社会問題化した覚醒剤についてこれも別個で覚醒剤取締法が制定される。睡眠薬の乱用が国外で問題となり、1956年の世界保健機関による「第7回耽溺性薬物に関する専門委員会」が開催され、日本でも1957年のメプロバメートの発売以来問題となった睡眠薬の依存や乱用に対処するために、この習慣性医薬品に関する薬事法の改正が行われた。トランキライザーの類の薬物が、急速に使用が増加しており、バルビツール酸系に似た離脱症状があるため、バルビツール酸系と同様に処方薬とすべきということである。世界保健機関は報告書の同じページにて、薬物嗜癖が使用量増加の傾向があり身体依存を生じる状態であり、習慣(habituation)をそのような傾向が欠如したものと定義し、バルビツール酸系薬を習慣性とした。ベンゾジアゼピン系を含むバルビツール型依存は、アルコールの振戦せん妄同様に身体的依存を生じさせる薬物であると認識されている。習慣性医薬品の本指定は、公布が1960年8月10日、施行が1961年2月1日である。
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  • 習慣性医薬品(しゅうかんせいいやくひん、habit-forming drugs)とは、依存性の強い医薬品として「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第50条第10号の規定に基づき習慣性があるものとして厚生労働大臣の指定する医薬品」(昭和36年厚生省告示第18号)で指定された医薬品である。ベンゾジアゼピン系の睡眠薬や、オピオイド系の鎮痛薬が多い。乱用が流行した未成年者への販売を禁じ、処方せんを必要とする措置をとったということである。同時に、日本の麻薬及び向精神薬取締法の向精神薬に指定されたものが多いが、その指定がなくとも同じように管理されることが望まれている医薬品である。乱用の懸念のある薬物の規制に関する前後関係は以下のとおりである。1946年1月22日、連合軍最高司令部からの日本政府に対する麻薬統制に関する指令を受け、麻薬取締規則を制定した。1948年に旧麻薬取締法が、1953年に後続の新麻薬取締法が制定され、1948年に大麻には繊維産業があることから別個に大麻取締法で規制し、1951年には戦後に社会問題化した覚醒剤についてこれも別個で覚醒剤取締法が制定される。睡眠薬の乱用が国外で問題となり、1956年の世界保健機関による「第7回耽溺性薬物に関する専門委員会」が開催され、日本でも1957年のメプロバメートの発売以来問題となった睡眠薬の依存や乱用に対処するために、この習慣性医薬品に関する薬事法の改正が行われた。トランキライザーの類の薬物が、急速に使用が増加しており、バルビツール酸系に似た離脱症状があるため、バルビツール酸系と同様に処方薬とすべきということである。世界保健機関は報告書の同じページにて、薬物嗜癖が使用量増加の傾向があり身体依存を生じる状態であり、習慣(habituation)をそのような傾向が欠如したものと定義し、バルビツール酸系薬を習慣性とした。ベンゾジアゼピン系を含むバルビツール型依存は、アルコールの振戦せん妄同様に身体的依存を生じさせる薬物であると認識されている。習慣性医薬品の本指定は、公布が1960年8月10日、施行が1961年2月1日である。
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  • 習慣性医薬品
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