硫酸(りゅうさん、英: sulfuric acid)は、化学式 H2SO4 で示される無色、酸性の液体で硫黄のオキソ酸の一種である。古くは緑礬油(りょくばんゆ)とも呼ばれた。化学薬品として最も大量に生産されている。 硫酸の性質は濃度と温度によって大きく異なる。濃度の低い硫酸(質量パーセント濃度が約90%未満)水溶液を希硫酸(きりゅうさん)という。希硫酸は強酸性だが酸化力や脱水作用はない。濃度の高い硫酸(質量パーセント濃度が約90%以上)を濃硫酸(のうりゅうさん)といい強力な酸化力や脱水作用を有し、濃硫酸のハメットの酸度関数は96%では H0 = −9.88 であり、98%では H0 = −10.27 の強酸性媒体である。 市販の濃硫酸は96〜98%程度のものが多く、96% (d = 1.831 g cm−3) のものでモル濃度は18 mol dm−3、規定度は36Nである。濃硫酸を体積で6倍に希釈した希硫酸は、モル濃度は3 mol dm−3、規定度は6Nであり、質量パーセント濃度は25% (d = 1.175g cm−3)、H0 = −1.47 であり、10%を超え含有する溶液は医薬用外劇物の指定を受ける。 おもに工業用品、医薬品、肥料、爆薬などの製造や、鉛蓄電池などの電解液に用いる。

Property Value
dbo:abstract
  • 硫酸(りゅうさん、英: sulfuric acid)は、化学式 H2SO4 で示される無色、酸性の液体で硫黄のオキソ酸の一種である。古くは緑礬油(りょくばんゆ)とも呼ばれた。化学薬品として最も大量に生産されている。 硫酸の性質は濃度と温度によって大きく異なる。濃度の低い硫酸(質量パーセント濃度が約90%未満)水溶液を希硫酸(きりゅうさん)という。希硫酸は強酸性だが酸化力や脱水作用はない。濃度の高い硫酸(質量パーセント濃度が約90%以上)を濃硫酸(のうりゅうさん)といい強力な酸化力や脱水作用を有し、濃硫酸のハメットの酸度関数は96%では H0 = −9.88 であり、98%では H0 = −10.27 の強酸性媒体である。 市販の濃硫酸は96〜98%程度のものが多く、96% (d = 1.831 g cm−3) のものでモル濃度は18 mol dm−3、規定度は36Nである。濃硫酸を体積で6倍に希釈した希硫酸は、モル濃度は3 mol dm−3、規定度は6Nであり、質量パーセント濃度は25% (d = 1.175g cm−3)、H0 = −1.47 であり、10%を超え含有する溶液は医薬用外劇物の指定を受ける。 おもに工業用品、医薬品、肥料、爆薬などの製造や、鉛蓄電池などの電解液に用いる。 (ja)
  • 硫酸(りゅうさん、英: sulfuric acid)は、化学式 H2SO4 で示される無色、酸性の液体で硫黄のオキソ酸の一種である。古くは緑礬油(りょくばんゆ)とも呼ばれた。化学薬品として最も大量に生産されている。 硫酸の性質は濃度と温度によって大きく異なる。濃度の低い硫酸(質量パーセント濃度が約90%未満)水溶液を希硫酸(きりゅうさん)という。希硫酸は強酸性だが酸化力や脱水作用はない。濃度の高い硫酸(質量パーセント濃度が約90%以上)を濃硫酸(のうりゅうさん)といい強力な酸化力や脱水作用を有し、濃硫酸のハメットの酸度関数は96%では H0 = −9.88 であり、98%では H0 = −10.27 の強酸性媒体である。 市販の濃硫酸は96〜98%程度のものが多く、96% (d = 1.831 g cm−3) のものでモル濃度は18 mol dm−3、規定度は36Nである。濃硫酸を体積で6倍に希釈した希硫酸は、モル濃度は3 mol dm−3、規定度は6Nであり、質量パーセント濃度は25% (d = 1.175g cm−3)、H0 = −1.47 であり、10%を超え含有する溶液は医薬用外劇物の指定を受ける。 おもに工業用品、医薬品、肥料、爆薬などの製造や、鉛蓄電池などの電解液に用いる。 (ja)
dbo:iupacName
  • Sulfuric acid (ja)
  • Sulfuric acid (ja)
dbo:wikiPageExternalLink
dbo:wikiPageID
  • 14870 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 20808 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 81435553 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:imagefile
  • Sulfuric-acid-2D-dimensions.svg (ja)
  • Sulfuric-acid-3D-vdW.png (ja)
  • Sulphuric acid 96 percent extra pure.jpg (ja)
  • Sulfuric-acid-2D-dimensions.svg (ja)
  • Sulfuric-acid-3D-vdW.png (ja)
  • Sulphuric acid 96 percent extra pure.jpg (ja)
prop-ja:imagename
  • 硫酸の構造式 (ja)
  • 硫酸の空間充填モデル (ja)
  • 試薬瓶に入った96%硫酸 (ja)
  • 硫酸の構造式 (ja)
  • 硫酸の空間充填モデル (ja)
  • 試薬瓶に入った96%硫酸 (ja)
prop-ja:imagesize
  • 130 (xsd:integer)
prop-ja:iupacname
  • Sulfuric acid (ja)
  • Sulfuric acid (ja)
prop-ja:name
  • 硫酸 (ja)
  • 硫酸 (ja)
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdf:type
rdfs:comment
  • 硫酸(りゅうさん、英: sulfuric acid)は、化学式 H2SO4 で示される無色、酸性の液体で硫黄のオキソ酸の一種である。古くは緑礬油(りょくばんゆ)とも呼ばれた。化学薬品として最も大量に生産されている。 硫酸の性質は濃度と温度によって大きく異なる。濃度の低い硫酸(質量パーセント濃度が約90%未満)水溶液を希硫酸(きりゅうさん)という。希硫酸は強酸性だが酸化力や脱水作用はない。濃度の高い硫酸(質量パーセント濃度が約90%以上)を濃硫酸(のうりゅうさん)といい強力な酸化力や脱水作用を有し、濃硫酸のハメットの酸度関数は96%では H0 = −9.88 であり、98%では H0 = −10.27 の強酸性媒体である。 市販の濃硫酸は96〜98%程度のものが多く、96% (d = 1.831 g cm−3) のものでモル濃度は18 mol dm−3、規定度は36Nである。濃硫酸を体積で6倍に希釈した希硫酸は、モル濃度は3 mol dm−3、規定度は6Nであり、質量パーセント濃度は25% (d = 1.175g cm−3)、H0 = −1.47 であり、10%を超え含有する溶液は医薬用外劇物の指定を受ける。 おもに工業用品、医薬品、肥料、爆薬などの製造や、鉛蓄電池などの電解液に用いる。 (ja)
  • 硫酸(りゅうさん、英: sulfuric acid)は、化学式 H2SO4 で示される無色、酸性の液体で硫黄のオキソ酸の一種である。古くは緑礬油(りょくばんゆ)とも呼ばれた。化学薬品として最も大量に生産されている。 硫酸の性質は濃度と温度によって大きく異なる。濃度の低い硫酸(質量パーセント濃度が約90%未満)水溶液を希硫酸(きりゅうさん)という。希硫酸は強酸性だが酸化力や脱水作用はない。濃度の高い硫酸(質量パーセント濃度が約90%以上)を濃硫酸(のうりゅうさん)といい強力な酸化力や脱水作用を有し、濃硫酸のハメットの酸度関数は96%では H0 = −9.88 であり、98%では H0 = −10.27 の強酸性媒体である。 市販の濃硫酸は96〜98%程度のものが多く、96% (d = 1.831 g cm−3) のものでモル濃度は18 mol dm−3、規定度は36Nである。濃硫酸を体積で6倍に希釈した希硫酸は、モル濃度は3 mol dm−3、規定度は6Nであり、質量パーセント濃度は25% (d = 1.175g cm−3)、H0 = −1.47 であり、10%を超え含有する溶液は医薬用外劇物の指定を受ける。 おもに工業用品、医薬品、肥料、爆薬などの製造や、鉛蓄電池などの電解液に用いる。 (ja)
rdfs:label
  • 硫酸 (ja)
  • 硫酸 (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
foaf:name
  • 硫酸 (ja)
  • 硫酸 (ja)
is dbo:wikiPageRedirects of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is prop-ja:fusibility of
is prop-ja:事業内容 of
is prop-ja:専用種別 of
is foaf:primaryTopic of