白蝋病(はくろうびょう)は、手足の血管が収縮することで起こる血管性運動神経障害である。携行型削岩機(ハンドハンマ、ロックドリルなど)やチェーンソーなど、強い振動を伴なう工具を用いる職種の人物が発病しやすいことで知られる。オートバイのプロレーサーやラリードライバーなども、長時間にわたってハンドル操作を続行するため白蝋病を発症する場合がある。日本では山林労働者や土木作業員に多いことで有名である。なお白蝋病という名称は、血行不良を生じた指が白蝋のように白くなることに由来する。厚生労働大臣が定める事項である傷病名は振動病であり、同義語として振動障害がある。
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