生物兵器禁止条約(せいぶつへいききんしじょうやく、Biological Weapons Convention, BWC)は生物兵器の開発、生産、貯蔵等を禁止するとともに、既に保有されている生物兵器を廃棄することを目的とした多国間条約である。1972年より署名が開始され、1975年に発効した。正式名称は「細菌兵器(生物兵器)及び毒素兵器の開発、生産及び貯蔵の禁止並びに廃棄に関する条約」。生物兵器の使用は1925年のジュネーヴ議定書(窒息性ガス、毒性ガス又はこれらに類するガス及び細菌学的手段の戦争における使用の禁止に関する議定書)で禁止されているため、BWC本文には使用禁止規定は明記されていない。2005年現在の締約国数は155か国で、日本は1972年4月10日(署名開放日)に署名、1982年6月8日に批准した。
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