桐壺(きりつぼ)は、平安御所の後宮の七殿五舎のうちの一つ。正式には淑景舎(しげいさ、しげいしゃ)という。天皇の日常の御座所となる清涼殿から(後宮の内では)最も遠く、北東の方角にある。『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第1帖。本稿ではこれについて詳述する。冒頭いづれの御時にか、女御・更衣あまたさぶらひ給ひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。
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