五代目市川三升(いちかわ さんしょう、1880年(明治13年)10月31日 - 1956年(昭和31年)2月1日)は、大正から昭和の中頃にかけての歌舞伎役者。屋号は成田屋。定紋は三升、替紋は杏葉牡丹。本名は堀越福三郎(ほりこし ふくさぶろう)。堅気の銀行員から恋愛結婚で市川宗家に婿養子に入り、やがて宗家としての自覚から30近くになって歌舞伎役者に転向した異色の人物として知られる。「五代目」とありながら、実際にこの「市川三升」の名跡を名乗ったのはこの堀越福三郎ただ一人なので、通常は単に市川 三升(いちかわ さんしょう)と呼ぶことが多い。また死後に追贈された十代目 市川團十郎(じゅうだいめ いちかわ だんじゅうろう)としても知られる。俳名は夜雨。
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