小倉祇園太鼓(こくらぎおんだいこ)は、福岡県北九州市小倉北区で行なわれる祭。小倉城内に鎮座している八坂神社の例大祭で、江戸時代以来、約390年の歴史を有する古い祭りである。京都の祇園祭、博多の博多祇園山笠と共に「全国三大祇園」に数えられることもあり、また福岡県内では博多祇園山笠、戸畑祇園大山笠と共に「福岡県の三大祇園祭」と数えられることもある。小倉祇園太鼓は太鼓とすり鉦(ジャンガラ)による演奏が主役となる「太鼓祇園」である。演奏のスタイルには山車に太鼓を設置し叩きながら練り歩く「廻り太鼓」と、台に設置した太鼓を叩く「据え太鼓」が存在する。太鼓の音には天下泰平、国土安泰、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全を願う意味が込められ、古来より「祇園風に吹かれると夏患いせぬ」といわれる。太鼓の太さは一尺三寸から一尺五寸までが定式とされるが、まれに一尺七寸、二尺のものも存在する。太鼓の材料にはケヤキの木が使われる。。
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