大山廃寺跡(おおやまはいじあと)は、愛知県小牧市北東部の山中にかつて存在した寺院の跡である。正式な名称は「大山峰 正福寺」(おおやまみね しょうふくじ)。通称は「大山寺」(おおやまでら)。1929年(昭和4年)に国の史跡に指定されている。建物などはまったく残っておらず、僧坊があったとみられる平らたくなった所に、塔を支えるために設置されたと考えられている5つの礎石がある。また同寺と所縁がある児神社の境内から、近年になって平安時代の掘立柱建物3棟と中世の礎石建物2棟が見つかっている。一帯からは瓦や陶磁器なども多数見つかっているが、これらの遺構は現在小牧市歴史館に展示・保存されている。
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