大内裏(だいだいり)とは、平安京の宮城である。12世紀以降、宮城内の天皇在所である内裏を「大内裏」と表記することがあったが、14世紀になると宮城全体を「大内裏」と称するようになり、この用例が一般化した。平安京の北辺中央に位置する。政変や失火のためたびたび焼失し、平安末期頃から再建されておらず、1227年(安貞元年)にはついに大内裏のほとんどを焼失する火災が発生し、これ以後再建されることはなく、跡地は内野と呼ばれる荒れ地になってしまった。
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