唐衣(からぎぬ)は、十二単を構成する着物の一つ。詳細説明は後述。唐衣(からころも)は、和歌において「着る」などにかかる枕詞。在原業平の代表的な歌でよく知られている。唐衣(からごろも)は、箏曲の曲名。幕末の万延、文久頃、名古屋、京都で活躍した盲人音楽家吉沢検校が作曲した。『初瀬川』『山桜』『新雪月花』と共に、「新古今組」の一曲。新古今和歌集から唐衣の歌を採り、吉沢自身が考案した「新古今調子」という新たな箏の調弦法によって作曲されている。当時の複雑煩瑣に発達した音楽から、復古的な簡潔美を求めて作られた。唐衣(タンイ、당의)は、中国から朝鮮に伝来した礼服。女性が身に着けた。
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