六角 義郷(ろっかく よしさと)は戦国時代、安土桃山時代の武将。六角氏嫡流の六角義実の孫で、六角義秀の長男(六角氏綱の長男、義秀の弟とする説もある)。母は織田信広の娘千代君。『天正三年正月十一日付斎藤玄蕃助宛織田信長朱印状』によると、母は「犬山之伊勢守息女」とされており、守護代織田家の出身である可能性もある。別名に義康。幼名は龍武丸という。官位は近江守、左兵衛佐、侍従。のちに出家し入道台岩。歴史学の一般的な通説においては、氏綱の弟の六角定頼が家督を継承し、以降定頼の子孫が六角氏の家督を継いだと考えられている。以下の記述は六角氏の家督は氏綱の子孫に受け継がれたとする異説を前提とした上のものになっている。
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