中村 修二(なかむら しゅうじ、1954年(昭和29年)5月22日 - )は、日本出身でアメリカ国籍を取得した技術者、電子工学者。学位は博士(工学)(徳島大学、1994年)。2014年度ノーベル物理学賞受賞者。日亜化学工業在籍時に、世界に先駆けて実用に供するレベルの高輝度青色発光ダイオードを発明・開発。同社の青色LED製品化に貢献するとともに、赤崎勇・天野浩と共同で2014年のノーベル物理学賞を受賞する。また、同技術の特許対価を求めた404特許の訴訟でも有名である。2000年にカリフォルニア大学サンタバーバラ校 (UCSB) 材料物性工学科教授に就任。同大学固体照明・エネルギー電子工学センターディレクターを務め、2007年には世界初となる無極性青紫半導体レーザーの開発に成功している。また、科学技術振興機構のERATO中村不均一結晶プロジェクトの研究統括として、東京理科大学の窒化物半導体による光触媒デバイスの開発にも貢献し、信州大学、愛媛大学、東京農工大学客員教授を歴任。
This content in DBpedia Japanese is extracted from Wikipedia by DBpedia Community and is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.