ヴィクトリーガンダム(VICTORY GUNDAM)は、「ガンダムシリーズ」の宇宙世紀系作品群に登場する架空の有人操縦式ロボット兵器。初出は1993年のテレビアニメ『機動戦士Vガンダム』。人型機動兵器「モビルスーツ」(MS)の1機種。レジスタンス組織「リガ・ミリティア」が開発したガンダムタイプMS。従来作品では「ワンオフの試作機」としての位置付けが多いガンダムタイプとしては珍しく、複数の同型機が存在する「量産機」としての設定が特徴。「RX-78 ガンダム」や「ΖΖガンダム」に似た分離合体機構を持ち、コクピットである「コア・ファイター」を中心に機体を3機のメカに分離することができる。劇中では主人公「ウッソ・エヴィン」をはじめとする主要人物たちが搭乗する。上述のとおり複数の同型機が登場するが、ウッソ機の頭部はガンダムらしいV字アンテナタイプ、それ以外は側頭部にアンテナを持つ「ヘキサタイプ」として一応の区別がつけられている。劇中後半でウッソが後継機の「V2ガンダム(ヴィクトリーツーガンダム、またはブイツーガンダム)に乗り換えてからは、「マーベット・フィンガーハット」搭乗のヘキサがV字アンテナに換装される。メカニックデザインはカトキハジメが担当。当記事では、小説版『機動戦士Vガンダム』でのV2ガンダム的位置づけにある「セカンドV」や、その他のバリエーション機の解説も記述する。
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