ロデリック・デイヴィッド・“ロッド”・スチュワート,CBE(Roderick David "Rod" Stewart,CBE, 1945年1月10日 - )は、スコットランド家系のイギリスのミュージシャン。60年代後半からジェフ・ベック・グループ、フェイセズでの在籍を経てソロで活躍。近年は、『ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック』シリーズの世界的ヒットもあり、カヴァー・シンガーとしての側面も注目されている。独特のしゃがれたハスキーボイスの持ち主で、そのヴォーカルスタイルは同時代のロックミュージシャンに多くの影響を与えた。元サッカー選手でもあり、ライブでは客席にサッカーボールを蹴り込むパフォーマンスが定番となっている。ハードロック、ブルースロックの路線から70年代後半以降は多分に作品がポップになり過ぎたとロックファンから批判を受けることも多く、「アイム・セクシー」での盗作疑惑や、数多くの女性スキャンダルや派手な生活も相まって、軽薄なイメージが浸透してしまった感もあるが、今なお現役であり続けるロック史上に残る偉大なボーカリストであることには疑う余地はない。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第59位。「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第33位。
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