ルノーサムスン自動車(ルノーサムスンじどうしゃ、略称:RSM)は、韓国・釜山に本社を置く自動車メーカーである。釜山は本社(釜山の他にソウル本社もある)のほか、製造工場(敷地面積約165.000㎡)とR&Dセンター、ならびにギャラリーをもち、その周辺にはルノーサムスン大路(Renault Samsung-daero、르노삼성대로)と名付けられた幹線道路が通っている。また、京畿道にルノーデザインアジアスタジオ(旧・中央研究所、デザインセンター)を有する。後述の商標使用許諾契約によりサムスンの名称がついているが、実質的にはルノーグループの一員であり、サムスングループから見ると関連企業のひとつである。CIマーク(通称:ダイナモエンブレム)は台風の目を形象化したものであり、「顧客中心の経営方針を確固たるものにする」「先んじた考えの下でのクルマ造り」という原動力を表現したものである。また、上下左右対称のデザインは「信頼性の追求」を示し、カラーは「プレミアムイメージの主張」である。CIマークはサムスン自動車設立当初より採用されていたが(その当時のカラーは青も使用されていた)、社名変更後も踏襲されている。ルノーサムスンはドメスティックブランドであり、初期に行われていた自ブランドでの「SQ5」の輸出(後述を参照)を除き、韓国以外では使用されない。尚、CMなどを通じて2010年からは「Discover the Difference」(公式サイト上)、2013年からはそれに加えて「Good is Not Enough」もしくは「Better and Different」(公式サイト、CM)というスローガンを掲げている。
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