Data Table
PropertyValue
dbpedia-owl:abstract
  • リントヴルム(ドイツ語: Lindwurm)は、主にドイツに伝わる伝説上の大蛇ないしドラゴンである。日本語ではリントブルムとも表記され得る。ドイツの民俗学者ヴィル=エーリヒ・ポイカートによると、ドイツにおいて竜(ドイツ語でドラッヘ drache)は8世紀以前に伝わった外来の概念で、ゲルマン民族に元来知られていた地を這う怪蛇と、南方由来の空を飛ぶ竜とが同格視されるようになったのは15-16世紀頃のことである。デンマークではリントヴルムに相当する語は「レンオアム」 (lindorm) である。レン(lind)はしなやかなという意味の形容詞からの派生で「蛇」を意味し、orm は英語の worm に相当する語でこれも「蛇」の意である。dragon に相当する drage (ドラーウェ)と違い、レンオアムはスカンディナヴィア元来の竜である。北欧では元々翼のある竜は知られておらず、シグルズの竜退治を示したルーン文字碑でも竜は巨大な蛇の姿で描かれている)。当初のリントヴルムは空は飛べず、流星とは結びつけられなかった。稲光や流星はリントヴルムが発したものなのではないかと言われるようになるのは、後年になってからである。スカンディナヴィアでは海の怪物をリンノルム(ノルウェー語: linnorm)と呼ぶ場合が多い。スカンディナヴィアでは特に18世紀から19世紀にかけて遠洋漁業の漁師や水夫や乗客から大海蛇の目撃談が絶えなかった。ドイツやイギリスのリントヴルムの描写は主に尾は、鏃のように尖っており、ワニのように長い頭で鋭い牙を持つ。ただし、イギリスのリントヴルムは蝙蝠の翼を持たない姿も多く、そういった翼を持たない個体については、リンドドレイク(Linddrake)とも呼ばれる。ワイバーンやアンフィスバエナと同様、中世以降の紋章に描かれており、紋章学においては雄々しさや容赦なさを表していたという。なお、白のリントヴルムを見た者には幸運が訪れるともいう。
dbpedia-owl:thumbnail
dbpedia-owl:wikiPageID
  • 1237026 (xsd:integer)
dbpedia-owl:wikiPageLength
  • 3488 (xsd:integer)
dbpedia-owl:wikiPageOutDegree
  • 41 (xsd:integer)
dbpedia-owl:wikiPageRevisionID
  • 57248687 (xsd:integer)
dbpedia-owl:wikiPageWikiLink
prop-ja:date
  • --10-04
prop-ja:section
  • 1 (xsd:integer)
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dcterms:subject
rdfs:comment
  • リントヴルム(ドイツ語: Lindwurm)は、主にドイツに伝わる伝説上の大蛇ないしドラゴンである。日本語ではリントブルムとも表記され得る。ドイツの民俗学者ヴィル=エーリヒ・ポイカートによると、ドイツにおいて竜(ドイツ語でドラッヘ drache)は8世紀以前に伝わった外来の概念で、ゲルマン民族に元来知られていた地を這う怪蛇と、南方由来の空を飛ぶ竜とが同格視されるようになったのは15-16世紀頃のことである。デンマークではリントヴルムに相当する語は「レンオアム」 (lindorm) である。レン(lind)はしなやかなという意味の形容詞からの派生で「蛇」を意味し、orm は英語の worm に相当する語でこれも「蛇」の意である。dragon に相当する drage (ドラーウェ)と違い、レンオアムはスカンディナヴィア元来の竜である。北欧では元々翼のある竜は知られておらず、シグルズの竜退治を示したルーン文字碑でも竜は巨大な蛇の姿で描かれている)。当初のリントヴルムは空は飛べず、流星とは結びつけられなかった。稲光や流星はリントヴルムが発したものなのではないかと言われるようになるのは、後年になってからである。スカンディナヴィアでは海の怪物をリンノルム(ノルウェー語: linnorm)と呼ぶ場合が多い。スカンディナヴィアでは特に18世紀から19世紀にかけて遠洋漁業の漁師や水夫や乗客から大海蛇の目撃談が絶えなかった。ドイツやイギリスのリントヴルムの描写は主に尾は、鏃のように尖っており、ワニのように長い頭で鋭い牙を持つ。ただし、イギリスのリントヴルムは蝙蝠の翼を持たない姿も多く、そういった翼を持たない個体については、リンドドレイク(Linddrake)とも呼ばれる。ワイバーンやアンフィスバエナと同様、中世以降の紋章に描かれており、紋章学においては雄々しさや容赦なさを表していたという。なお、白のリントヴルムを見た者には幸運が訪れるともいう。
rdfs:label
  • リントヴルム
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:depiction
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbpedia-owl:wikiPageRedirects of
is dbpedia-owl:wikiPageWikiLink of
is foaf:primaryTopic of