ユーディ・メニューイン(Yehudi Menuhin, 1916年4月22日ニューヨーク - 1999年3月12日ベルリン)はアメリカ合衆国出身のユダヤ系ヴァイオリン・ヴィオラ奏者、指揮者、音楽教師。年少の頃は演奏界における神童の象徴的な存在でもあった。イギリスに帰化し、長年の多方面にわたる国際的な音楽活動に対してサーの勲位を授与され、さらに貴族の称号であるロードも授与された。爵位名は、メニューイン男爵(Baron Menuhin of Stoke d'Abernon。なお、音楽家でロードの称号を授与されたのは、ほかにベンジャミン・ブリテンや、アンドリュー・ロイド・ウェバーなどがいる)。日本では慣習的に「ユーディ」と呼んでいるが、これはメニューインのレコードが最初に発売された頃に日本ビクター蓄音器が制定した呼び方で、『ウェブスターの人名辞典』、『リーダース英和辞典』など著名な事典では「イェフディ」としている。Yehudiとはヘブライ語で「ユダヤ人」を意味する普通名詞の男性単数形である。また、姓はヘブライ語では「メヌーヒン」と発音するが、日本では「メニューヒン」と表記されることもある。愛器は1742年製のグァルネリ・デル・ジェス(愛称「ロード・ウィルトン」)。
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