マラサイ (Marasai) は、「ガンダムシリーズ」の宇宙世紀系作品に登場する架空の有人操縦式ロボット兵器。初出は1985年のテレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』。人型機動兵器「モビルスーツ」(MS)の1機種。「ハイザック」の発展型として開発された量産機で、ハイザックと同様にジオン公国軍の「ザクII」に似た外観を持つ。当初は主人公「カミーユ・ビダン」が所属する反地球連邦組織エゥーゴに配備されるはずだったが、メーカーの政治的判断により、敵側である地球連邦軍特殊部隊ティターンズ側に配備されたという設定。この設定は、制作現場で実際に起こった出来事を基にしている(後述)。劇中では主に、ティターンズ士官である「ジェリド・メサ」らが搭乗し、カミーユが搭乗する「ガンダムMk-II」などのエゥーゴ側MSと交戦する。続編である『機動戦士ガンダムΖΖ』や『機動戦士ガンダムUC』でも、ネオ・ジオン軍が独自に入手した機体が登場し、カラーリングや武装が変更された機体もある(後述)。メカニックデザインは小林誠の原案をもとに、藤田一己がクリンナップを行っている。当記事では、各メディアミックス作品に派生機の解説も行う。
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