マズルカ(mazurek)は(クラシックの曲名としては「mazurka」が古くより一般的に使われている)、4分の3拍子を基本とする特徴的なリズムを持つ、ポロネーズと並んで有名なポーランドの民族舞踊およびその形式(舞曲)である。第1拍は付点リズムが多く、第2もしくは第3拍にアクセントが置かれる。マズルカの他に似たものとして、より速いテンポの「オベレク(Oberek)」、ゆっくりとしたテンポの「クヤヴィヤック(Kujawiak)」など、地方により多様な名称のものがある。19世紀、ポーランド貴族(シュラフタ)のあいだで流行した。ショパンは諸地方の舞曲の要素を統合し、マズルカを芸術作品として昇華させた。
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