『バーバパパ』(仏:Barbapapa、発音:バルバパパ)は、フランスの絵本作家アネット・チゾンとアメリカの絵本作家タラス・テイラーによる絵本、及びその作品に出てくるキャラクターの名前である。1970年代にチゾンとテイラーは共にパリのリュクサンブール公園を散歩中、ある子供が両親に「barbe à papa(バーバパパ、フランス語で「わたあめ」)」と話しているのをテイラーが耳に挟み、アメリカ人のテイラーはフランス語が分からなかったためその意味をチゾンに聞いた所インスピレーションを受け、パリのカフェでいたずら書きした手紙からバーバパパが生まれた。その後出版が始まり、作品はフランス語で制作され、その後多くの言語に翻訳された。同題名で3度アニメ化もされている。なお、日本では翻訳家の山下明生が初めて翻訳・紹介し、綴りは英語風に「バーバパパ」となっているが、仏語圏では、強いてカナ表記すれば「バルバパパ」という具合に r を発音する。仏語で Barbe à papa は元来「パパのひげ」のことで、転じて「綿菓子」をも意味する。このキャラクター名は、「綿菓子」と「パパ」の2語をかけたもの。生みの親の一人であるタラス・テイラーは2015年2月19日にパリで82歳で死去した。
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