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  • バカミスとは、日本国内における推理小説の分類の1つで、「おバカなミステリー」もしくは「バカバカしいミステリー」の略語である。ただし、この「バカな」は(この言葉の定義については諸説あるが、一般的に)小説作品を侮辱するような意味合いの「馬鹿な」ではなく、「そんなバカな!!」のような感嘆、賛嘆などの意味を込めたものと解釈される。当然のごとくこの系統にはリアリズムの議論は意味をなさず、むしろそれらを犠牲にしてでもミステリーゲームとしての意外性・娯楽性を過剰に追求したものが非常に多い。意匠やロジック・トリックの意図的なバカバカしさ(故意犯的な意外性)をさしての用法、過剰なこだわりによる結果論としての意外性をさしての用法の双方が混在しているため、カテゴライズとしてはやや紛らわしい。「バカミス」という言葉は、1995年版の『このミステリーがすごい!』で小山正によってマイケル・スレイドの『カットスロート』など、「奇妙な味」のミステリーで初使用された。その後、国内の作品を中心として極端な意外性にとんだ作品を中心に「バカミス」と呼ぶことが定着してきた。また、数年前から同誌に「バカミスの世界」と題されたバカミス特集が組まれるようになり、毎年1作品に同コーナーからバカミス大賞が贈られている。しかし、受賞の知らせを受けたとたん、怒り出す作家もいるらしい。そして、「バカ」という語句の強さを理由に、この用語を使わないミステリーファンも多い。しかし、北村薫の『ニッポン硬貨の謎〜エラリークイーン最後の事件』(2005年/東京創元社)が2006年度版バカミス大賞を受賞し、村上春樹の『品川猿』(『東京奇譚集』所収)が同年度の「バカミスの世界」に掲載されるなど、バカミスの潮流も変わりつつある。
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  • バカミスとは、日本国内における推理小説の分類の1つで、「おバカなミステリー」もしくは「バカバカしいミステリー」の略語である。ただし、この「バカな」は(この言葉の定義については諸説あるが、一般的に)小説作品を侮辱するような意味合いの「馬鹿な」ではなく、「そんなバカな!!」のような感嘆、賛嘆などの意味を込めたものと解釈される。当然のごとくこの系統にはリアリズムの議論は意味をなさず、むしろそれらを犠牲にしてでもミステリーゲームとしての意外性・娯楽性を過剰に追求したものが非常に多い。意匠やロジック・トリックの意図的なバカバカしさ(故意犯的な意外性)をさしての用法、過剰なこだわりによる結果論としての意外性をさしての用法の双方が混在しているため、カテゴライズとしてはやや紛らわしい。「バカミス」という言葉は、1995年版の『このミステリーがすごい!』で小山正によってマイケル・スレイドの『カットスロート』など、「奇妙な味」のミステリーで初使用された。その後、国内の作品を中心として極端な意外性にとんだ作品を中心に「バカミス」と呼ぶことが定着してきた。また、数年前から同誌に「バカミスの世界」と題されたバカミス特集が組まれるようになり、毎年1作品に同コーナーからバカミス大賞が贈られている。しかし、受賞の知らせを受けたとたん、怒り出す作家もいるらしい。そして、「バカ」という語句の強さを理由に、この用語を使わないミステリーファンも多い。しかし、北村薫の『ニッポン硬貨の謎〜エラリークイーン最後の事件』(2005年/東京創元社)が2006年度版バカミス大賞を受賞し、村上春樹の『品川猿』(『東京奇譚集』所収)が同年度の「バカミスの世界」に掲載されるなど、バカミスの潮流も変わりつつある。
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  • バカミス
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