トゴン・テムル(モンゴル語:ᠲᠣᠭᠠᠨᠲᠡᠮᠦᠷ、Toγon-Temür、漢字:妥懽貼睦爾、 1320年5月25日 - 1370年5月23日)はモンゴル帝国(元朝)の第15代皇帝(大ハーン)。廟号は恵宗であるが、明朝による追諡である順帝の名称が使用されることが多い。至正28年(1368年)に大都を放棄してモンゴル高原に撤退したため、『明史』では1368年に帝位を失い、元は滅亡したとして扱われる。彼の時代に、大都にアラビアの旅行家・イブン・バットゥータが訪れている。
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