『テトリス ザ・グランドマスター』 (TETRIS:THE GRAND MASTER) は、アリカ制作のビデオゲーム。通称は「The Grand Master」の頭文字を取った『TGM』(てぃーじーえむ)。基本的な部分は1988年にセガ(後のセガ・インタラクティブ)が制作・発売した、アーケード(セガ・システム16)版『テトリス』をベースとしており、ゲームプレイ自体は従来のテトリスから大きく変わっていないが、従来のテトリスの最高速を超えた独自の最高速「20G」が存在するという点、また「グランドマスターの称号を獲得する」という明確な最終目的が存在しているという点などにおいてそれまでのテトリスと大きく異なっていた。競技性を追求したシステムを多く導入したことや、容易に解明できない、多くの隠し要素を持つことから、今まで発売されたテトリスの中でも最も上級者向けの作品とされる。シリーズのプロデューサーはアリカの副社長である三原一郎。1作目のディレクターも担当している。1作目はカプコン販売で、1998年にアーケードゲームとして登場した。本稿はこの『テトリス・ザ・グランドマスター』の1作目について記述する。
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