スローン大提督(スローンだいていとく、Grand Admiral Thrawn)は、ティモシー・ザーンによる『スター・ウォーズ・シリーズ』のスピンオフ小説に登場した異星人、チスの銀河帝国軍将校。本名はミスローニュルオド(Mitth'raw'nuruodo)。チスで最年少のコマンダーに就任したほどの才能の持ち主で、紛れもない銀河随一の名将。パルパティーン皇帝死後の帝国分裂と新共和国成立の後に未知領域から帰還すると、その卓越した用兵で新共和国軍を次々と壊滅させ、建国間もない新共和国を崩壊寸前まで追い詰めた。だがその戦いが終盤を迎える最中、ボディガードのノーグリによって暗殺される。それでも、スローンの定めた税制と、クローンによるゲリラ作戦、何よりも公正な人事制度と部下の上申に寛容な姿勢は、死後も銀河に影響を及ぼし、帝国軍首脳部の政治思想に大きな変革をもたらす事になった。
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