イスマーイール・ハニーヤ(アラビア語: إسماعيل هنية、Ismaʻīl Haniyya、1963年1月29日 - )は、パレスチナの政治家。現在、ハマースの指導者。 2006年1月25日のパレスチナ立法評議会選挙でハマースが大勝を収めたことにともない、3月29日に首相に就任した。2007年2月15日にハマースとファタハの連立を実現するために辞任し、3月18日に連立内閣の首相に就任した。6月11日、ハマースはガザ地区を占拠して、ハマースとファタハの内部抗争は内戦化した。6月14日、アッバース大統領はハニーヤ首相を解任し、ハマースを排除したファタハ主導の政権を樹立したが、ハニーヤは解任を拒否。ハニーヤ内閣こそ、パレスチナの正当政府であるとして、2014年6月2日に統一政権が発足するまでガザ地区において首相として独自の行政を行った。日本の報道では彼の名はハニヤと表記されることも多い(NHKのみハニーヤと表記)。