アリギバ(モンゴル語:ᠶᠢᠰᠦᠨᠲᠡᠮᠦᠷ Razibaγ、チベット語: ར་ཁྱི་ཕག Ra khyi phag、 1320年? - 1328年11月14日?)は、モンゴル帝国(元)の第11代皇帝(大ハーン)。漢字表記は阿里吉八、阿剌吉八、阿速吉八など。読みはアリギバ(中国語)、ラジバグ(モンゴル語)、ラキパク(チベット語)。第10代の泰定帝イェスン・テムルを継いで即位したため、本来であれば第11代ハーンであるが、即位直前のクーデターにより擁立された対立ハーンのトク・テムルに敗れて廃されたため、一般に歴代には数えられない。漢風の廟号も持たないが、2ヶ月間の短い治世に天順の元号を立てたので天順帝と呼ばれることもある。
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