たちかぜ型護衛艦(たちかぜがたごえいかん、英語: JMSDF Tachikaze-class destroyer)は海上自衛隊が運用していたミサイル護衛艦(DDG)の艦級。同型艦は3隻。8艦6機体制に対応して建造された第二世代ミサイル護衛艦である。海軍戦術情報システム(NTDS)に準じた戦術情報処理装置やSM-1MR艦隊防空ミサイルに対応するなど改良されたターター・システムを搭載しており、海自護衛艦の武器システムを世界最高水準とする第一歩であったと評価されている。なお、本型の最終艦は、推進機関に蒸気タービン方式を採用した最後の護衛艦でもある。建造価格は、ネームシップでは185億円(昭和46年度)であったが、同艦で後日装備とされた各種アップデートを最初から盛り込んだ3番艦では300億円強(昭和53年度)となった。
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