スナップ (競走馬)
スナップ(Snap or Old Snap、1750年 - 1777年)は、18世紀中ごろに活躍したイギリスの競走馬・種牡馬。馬名「Snap」は父「Snip」からの連想。なお産駒に同名馬が数頭いることから、それより古いという意味で「Old snap」などとも呼ばれる。 スナップは1750年にカスバート・ラウスによって生産された。1752年にはそのカスバート・ラウスが死亡したためジェニソン・シャフトに売られている。競走馬時代はわずか4戦のみではあったが、優れたレース振りから当時の強豪として知られていた。1000ギニーのマッチレースでエクリプスの父にあたるマースクを二度に渡って破り、ほかスウィープステークス、ヨークでのフリープレートにも勝った。
* 1767,1768,1769,1771年イギリスリーディングサイアー
486329
79082671
スナップ
=Fox Mare
1740
Sister to Slipby
1736
1714
不明
不明
Betty Leedes
Cream Cheeks
1711
Sister to Soreheels
Bay Peg
Sister One to Mixbury
Curwen Spot Mare
Bay Peg4×3=18.75% Leedes Arabian5.5×4=12.50% Hautboy4×5=9.38%(母内)
(フライングチルダーズ系 /
1714
Pet Mare
Y.Bald Peg
1725
Gipsy
Makeless Mare
Newcastle Turk Mare
Newcastle Turk
Taffolet Barb Mare F-No.1
923094
スナップ(Snap or Old Snap、1750年 - 1777年)は、18世紀中ごろに活躍したイギリスの競走馬・種牡馬。馬名「Snap」は父「Snip」からの連想。なお産駒に同名馬が数頭いることから、それより古いという意味で「Old snap」などとも呼ばれる。 スナップは1750年にカスバート・ラウスによって生産された。1752年にはそのカスバート・ラウスが死亡したためジェニソン・シャフトに売られている。競走馬時代はわずか4戦のみではあったが、優れたレース振りから当時の強豪として知られていた。1000ギニーのマッチレースでエクリプスの父にあたるマースクを二度に渡って破り、ほかスウィープステークス、ヨークでのフリープレートにも勝った。 引退後はジェニソン・シャフトのもとで種牡馬入りした。代表産駒はジェニソン・シャフトの持ち馬ゴールドファインダー。ほかにも優秀な馬を数多く輩出し、21年間で送り出した勝ち馬は261頭、総獲得賞金は9万2637ポンドにも及んだ。他に大種牡馬サーピーターティーズルの母の父でもある。スナップの産駒にはスピードに優れるものが多かったため、畜産家からは「スピードのスナップ」として呼ばれており、これは18世紀後半から19世紀初頭の格言「スナップはスピードで、マッチェムは姿形でそれとわかる」 ("Snap for speed, and Matchem for truth and daylight.") にも現れている。後世への影響も小さくはないが、父方の直系子孫は、直後に登場したヘロドやエクリプスの大繁栄におされほどなく姿を消した。スナップ自身は27歳のときにウエストラティングで死亡している。
* 1767,1768,1769,1771年イギリスリーディングサイアー
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